注射針を使わないアレルギー検査 ドロップスクリーン
当院では、指先からわずか2~3滴の血液を採取するだけで、41項目のアレルゲンを検査できる「ドロップスクリーン検査」を導入しています。
注射針を使わないため、小さなお子さんや注射が苦手な方でも安心してアレルギー検査を受けていただけます。
盛岡市のちば耳鼻咽喉科クリニックでは、アレルギーの原因を正確に特定することで、適切な治療方針を立て、快適な日常生活を取り戻すお手伝いをいたします。
ドロップスクリーン検査とは?
一般的なアレルギー検査では、静脈から数mlの血液を採取し、結果が判明するまでに1週間程度かかるのが通常でした。

特に小さなお子さんのいるご家庭や、注射針を見ると気分が悪くなってしまう方、忙しくて何度も通院できない方にとって大きなメリットがあります。
検査項目
吸入系アレルゲン(19項目)
スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバなどの樹木花粉、カモガヤ、オオアワガエリなどのイネ科花粉、ブタクサ、ヨモギなどのキク科花粉が含まれます。
さらに、ハウスダスト、ヤケヒョウヒダニ、コナヒョウヒダニといった通年性のアレルゲンに加え、犬や猫の皮屑、ゴキブリ、ガといった動物・昆虫由来のアレルゲンも検査可能です。
食物系アレルゲン(22項目)
卵白、牛乳、小麦といった三大アレルゲンはもちろん、そば、ピーナッツ、エビ、カニといった特定原材料7品目を含む重要な食物アレルゲンを検査できます。
さらに、トマト、キウイ、桃、バナナ、リンゴなどの果物類や、大豆、ゴマ、サケ、サバなど、日常的に摂取する機会の多い食品についても調べることができます。

ドロップスクリーン検査のメリット
1.痛みが少なく、お子さんでも安心
当院がドロップスクリーン検査に特に力を入れている理由の一つが、患者さんへの負担の少なさです。
従来のアレルギー検査では注射針を使って静脈から採血するため、特に小さなお子さんにとっては恐怖や痛みを伴う検査でした。
ドロップスクリーン検査では、指先に専用の採血器具を軽く押し当てるだけで、必要な血液を採取できます。
痛みはごくわずかで、多くのお子さんが泣くこともなく検査を受けられています。当院では2歳以上のお子さんから検査を実施しており、「こんなに簡単にアレルギー検査ができるとは思わなかった」という保護者の方々からの声を多数いただいています。
注射針を見ると血圧が下がってしまう血管迷走神経反射を起こしやすい方や、静脈が細くて採血が困難な方にとっても、ドロップスクリーン検査はより良いアレルギー検査方法といえます。
2.翌日には結果が判明し、すぐに治療開始が可能
ドロップスクリーン検査の最大の利点は、検査翌日には結果が判明することです。
従来のアレルギー検査では結果が出るまでに1週間程度かかっていましたが、お待たせする期間が短くて済みます。
また、当院では検査結果に基づいて、抗アレルギー薬の処方だけでなく、舌下免疫療法やゾレア治療の検討などをご提案します。
3.保険適用で費用負担も軽減
ドロップスクリーンは保険適用のアレルギー検査です。
3割負担の方で5,000円程度(診察料別途)となりますが、「医療費受給者証」(乳幼児・小学生・中学生・高校生等医療費受給者証交付申請書)をお持ちのお子さんの場合は、自治体によっては無料で検査を受けていただけます。
従来の血液検査によるアレルギー検査と比較しても、費用面での大きな差はありません。
それでいて、痛みが少なく、翌日には結果が分かるというメリットがあるため、コストパフォーマンスに優れたアレルギー検査といえるでしょう。
よくある質問
Q: 何歳から検査できますか?
A: 当院では2歳以上のお子さんから検査を実施しています。指先からの採血のため、小さなお子さんでも安心して受けていただけます。
Q: 検査前に薬を中止する必要はありますか?
A: 検査時に抗アレルギー薬を服用していても検査可能です。また症状が起こっていない時期にも検査可能です。
Q: 食物アレルギーの診断もできますか?
A: ドロップスクリーン検査には食物22項目が含まれていますが、食物アレルギーの確定診断には臨床症状との関連や、場合によっては食物負荷試験が必要です。血液検査は診断の一助となりますが、陽性でも実際に症状が出ない偽陽性の可能性もあるため、総合的に判断します。
Q: 保険は適用されますか?
A: はい、ドロップスクリーン検査は保険適用です。3割負担で5,000円程度ですが、子ども医療費受給者証をお持ちの方は自治体により無料または軽減されます。
Q: 通常の血液検査とどちらが正確ですか?
A: 静脈血による通常のアレルギー検査の方が精度は高いとされていますが、ドロップスクリーン検査も十分な診断精度を持っています。利便性と精度のバランスを考慮してお選びいただけます。















